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投稿者:りあ
投稿日:2007-05-16 20:42:45
引用:
得点:3
閲覧数:520
1
−ねえ、熾鴉(シア)。ずっと私を守ってくれる…?-
「…夢か。」
目覚め、悪りぃ。
夢にまで出てくることねぇじゃねぇか。
「確かに俺は守れなかったよ。」
思わずそうつぶやいてしまった。
コンコン、とドアを叩く音。かったるかったけど返事をすると
「焔靡さん、朝ですよー♪」
…可愛い声で、俺の名前を呼ぶ。
「まだ眠いですか?」
俺は首を横に振った。
「よかったです*さ、朝ごはん食べに行きましょう。」
こいつは…嵌鳴(ハメイ)はふわりと笑った。
2
「今日は何食べますかー?」
「…カップケーキ。」
「あ♪あの苺と生クリームがたっぷりのやつですね*私もそれにしましょ♪」
焔靡さんは相変わらず甘いものがお好きのようです。
いつもはクールというのでしょうか?そのような感じなので意外だなぁ…とつくづく思います。
私たちが食堂につくとそこにはもうたくさんの人が。
「…座るところねぇな。」
確かにその通り…と思っていましたら、
「おーいっ、焔靡ー、祈唯(キイ)ちゃーんっ!」
まぁ、あそこで手を振ってらっしゃるのは馬酔木(アシビ)さんではありませんか。
「よかったら一緒しないー?」他にもいるんだけどさー。」
にこにこ笑ってらっっしゃる馬酔木さんがいるテーブルには他にもう1人。
3
もともと2人じゃ寂しいなって思ってたとこにちょうど2人が来たんだよなぁ…以心伝心ってやつ?
「あしび君、なに言ってんのー?」
「Σうる、俺の回想にツッコミ入れんなよ!!」
たく…油断も隙もないな…うる…み
「水無月閏(ミナヅキ ウルウ)だよ!」
「今紹介しようとしたじゃねえかよ!」
「だって、あしび君たよりないもん。」
だから、これからは閏がナレーションしたげるね!
「Σ俺のナレーションタイムは終わりなのか?!明らかに上の2人より短いじゃねえか!」
あしび君が内部じじょーを騒いでるうちに、祈唯ちゃんたちが席についた。
「え、俺はもうシカトの方向なの?!」
「祈唯ちゃんたちは何食べるのー?」
「カップケーキを♪焔靡さんは生クリームたくさんですよね?」
「…ん。」
焔靡くんはゆっくり頷いた。祈唯ちゃんがいるといっつもこうなんだよなぁ。まったくウブなんだからー。
「ただでさえあんなに甘いのに、さらに甘くするのかー?お前おかしいんじゃねえの?」
「うっせえな。おれは甘いのが好きなんだよ。」
そんなやり取りが5分くらい続いたあとだったかな。
ようやく2人の注文の品がとどいたの。
「いただきます*」
祈唯ちゃんの横で焔靡くんが無言で食べ始めたから祈唯ちゃんがすかさず「いただきますを言わなきゃ駄目ですよ」といった。
そうしたら焔靡くんが「いただきます」て言ってる。
なんだか飼い犬みたいだなぁ。
そんなこと考えてると、閏は肩をぽん、と叩かれた。
「閏先輩、朝ごはんは食べましたか?」
お、迅(シュン)ちゃんだ!
4
閏先輩はすっごく強いんだけど、ちょっと子供みたいなところがあるからどうしても心配になってしまう。
今日も例外なく探して声をかけてしまった。
でも、どうやら朝食をとったのは本当らしい。正直ほっとした。
「焔靡先輩、馬酔木先輩、嵌鳴先輩、おはようございます。」
その後は先輩たちに挨拶。挨拶はとっても大切だと僕は思います。
「おはようございます、紅(クレナイ)さん♪」
「おっはよ!」
「おはよ。」
こうやって挨拶を返されるといい気持ちになりますよね!
「迅は何か食ったのか?」
焔靡先輩がカップケーキを…というよりも生クリームを食べ(というより舐めるかな)ながら聞いてきた。
そういえば閏先輩が心配で朝から探し回ってたからまだなんだっけ。とか思ってたらタイミングよくおなかが鳴ってしまいました。…恥ずかしいなぁ…///
「迅ちゃんもすわって何かたべなよ!」
閏先輩が僕の腕を引っ張って座らせました。
何食べようかなぁ…そうだ、ハニートーストにしよ!
僕の注文が決まったのと同時に、焔靡先輩が追加注文をしました。
「まだ食べるのかー?」
「足りなかったんだよ。」
ちょっぴり恥ずかしそうに焔靡先輩が顔を背けました。
「焔靡君はいっぱい食べるもんね。」
ひょこん、と出てきたのは
「美作(ミマサカ)先輩!」
5
みんながあんまりにも楽しそうだったから、ついつい入りたくなっちゃった*
「上総(カズサ)は神出鬼没さんだね!」
「えへへ、それはどうもー*」
僕は馬酔木君の隣に腰をおろして、
「ね、祈唯ちゃん、プラグ挿してもらっていいかな?」
とプラグを差し出した。祈唯ちゃんは快く「いいですよ♪」と言って挿してくれた。
「しっかし高性能だよなー、ロボットとは思えねぇよ。」
馬酔木君が改めて感心してくる。
僕は、ロボットなんだ。でも、引け目を感じたことはない。それはみんなが普通の人間とおんなじように接してくれるからだから、かな♪
広い食堂の一角で、この場所が飛びぬけて活気にあふれている。
それはきっと、この人たちの持つ明るさからなんだろうな。
此処にいる人は何かしら負の負い目を持っている。
それを、隠すためなのか…それとも違うのか。
それはスーパーコンピュータの僕の脳を持ってしても分からない。
『タイムズバトルメンバー、至急司令室に来て。』
突然凛とした男性の声が響く。
あぁ、
「仕事、だね。」
僕がそう言うとこのテーブルにいるメンバーが立ち上がった。
僕たちは、そのメンバーだから。
「行くか。」
「そうですね♪」
「やっかいじゃねぇといいなぁ。」
「閏たちの任務なんだからやっかいにきまってるじゃん!」
「悲しいけど、そうなんですよね。」
おのおのの思いとともに、僕たちは足早に司令室に向かう。
6
俺は昔大切な奴を守れなかった。
それは今でも俺の心に圧し掛かる。
だから今度は守ってみせる。もう、失いたくないんだ。
この、幸せを。この、場所を。
こいつらの、笑顔を。
7
さぁ、任務だよ。
君たちには簡単すぎるかもしれない。
けれども、気を抜いてはいけないよ。
誰1人かけることなく戻ってくるんだ。
これは、命令だよ。
「了解!!!!!」
時空警察タイムズ出動!
END.
今までためていた小説からの抜粋です。
このように、発表できる機会に出会えて、嬉しいです!!!
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